【栄養たっぷり】美味しい干し柿の作り方とカビを防ぐ保存方法とは?
公開日:2017年11月16日
こんにちは!ガーデニング研究家の畑です!
9月に植え付けた我が家の冬野菜は順調に育っています。ネギやハクサイやシュンギクも大きくなってきています。寒い日にはこれらの野菜を収穫して持ち帰り、夕食にお鍋をしてみんなで暖まります。
さて、今回は秋の味覚・干し柿の作り方をご紹介! ぜひ柿がお手元にある方は、トライしてみてくださいね。
目次
2.干し柿の作り方
2-1:柿を収穫するポイント
2-2:柿の皮を剥こう
2-3:柿を吊るそう
そもそも柿ってどういう食べ物?
原産地は?
柿は学名にもkakiとついていて、英語でもKAKI(かき)と呼ばれるように、日本が原産地です。弥生時代の遺跡からカキの仲間の種が出土しているそうです。
主な栄養は?
柿は栄養がたくさん含まれている果物です。
<ビタミンC>
ビタミンCは風邪の予防や疲労回復、また美肌にも効果が期待される栄養素です。柿ひとつで、一日に必要なビタミンCを補えると言われていますので、これからの季節の変わり目にぴったりな果物です。ただし、干し柿にするとビタミンCは少なくなってしまいますので、気を付けてくださいね。
<βカロテン>
βカロテンは干し柿にすることで、甘柿の約3倍にアップするといわれている栄養素です。βカロテンは、あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、高い抗酸化作用をもつことが特長の栄養素。抗酸化作用によって、身体全体の老化現象を抑え、アンチエイジングの効果が期待できます。
干し柿の作り方
柿を収穫するポイント
さて、我が家の庭の渋柿が収穫時期を迎えています。柿の木は剪定によって樹高を抑えていますが、傾斜地に植栽されているため収穫するのが大変です。そこでいつも役に立っているのが、この高枝切りバサミ(超軽量伸縮式のライトチョキズーム)です。
切った枝もしっかり掴んでくれるので、収穫した柿が落ちて痛むこともありません。柿は枝ごと収穫してイラストの部分で切り直します。
|超軽量伸縮式のライトチョキズーム
柿の実の収穫には高枝鋏ライトチョキズームがオススメ!810gととても軽い高枝鋏なので、女性の方や高齢の方でも作業がしやすいと思います。柿の実を落とさずに収穫できるのは、とても便利!
実の柄と枝がちょうどTの字になるようにします。
柿の皮を剥こう
皮を剥く前に手を石鹸で良く洗います。清潔な環境で作業しないと、カビが生えやすくなります。我が家の皮むきは子ども達も手伝ってくれるので、ピーラーを使います。収穫した柿をまな板の上に乗せ、皮を剥きます。まな板の上に乗せることによって柿が安定し、安全性が高まります。
柿を吊るそう
ビニール紐等のヨリを緩めて、皮を剥いた干し柿の柄をヨリとヨリの間に通します。
その後、雨の掛からない軒先などに一カ月干すと出来上がります。
ちなみにこちらは、我が家の干し柿の様子。ピーラーで皮を剥くと、縦じま模様ができます。
カビを防ぐ干し柿の保存方法
気を付けたいのは、風通しの悪い場所で、直射日光が当たりすぎて柿が暖かくなりすぎることです。カビが生えたり、腐ってしまうことがあるので注意してください。風通しが良く直射日光が当たる、雨の当たらない場所に吊るしてください。
干し柿づくりは、日中の気温が15度以下になる頃が最適期です。干し柿と合うのが日本茶です。冬の我が家の楽しみです。
これからの秋の味覚の季節、お庭に柿の木がある方はもちろん柿を購入された方も、ぜひ干し柿を試してみてくださいね。軒下に干し柿があるだけでも、なんだか楽しくなりますし、出来上がった後のとろっとした甘みとお茶は・・・最高の組み合わせです!
今回の作業におすすめの商品
|超軽量伸縮式のライトチョキズーム
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