【落葉期は剪定の最適期!】落葉樹の剪定ポイントと病原菌の対策
公開日:2018年1月12日
こんにちは!ガーデニング研究家の畑です!
みなさま、明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞ宜しくお願い致します。
秋に作った干し柿がようやく食べごろになりました。
今年も甘くて美味しく出来上がりました。
さて、今年最初のテーマは落葉樹の剪定について。
落葉樹は秋に紅葉した後、葉を落とし休眠状態になります。
落葉樹は落葉期が剪定の最適期なのです。
葉がなく枝が見えやすいので、剪定しやすくなるのです。
剪定には、剪定バサミと剪定ノコギリを準備します。
折り畳み式のノコギリは、コンパクトに収まるので便利です。
それでは、剪定の方法をご紹介していきます!
目次
1.剪定のポイント
剪定はあまり難しく考えず、
混みあったり、絡みあった枝葉を剪定します。
剪定のポイントですが、
枝の途中で剪定すると、自然樹形を保てないので、
枝の付け根で剪定するようにします。
下のイラストの赤い部分です。
そして、さらに赤色の部分を拡大したのが、下のイラストです。
◎の位置で剪定すれば切り口がきれいに塞がります。
剪定をした後の、落葉樹は、とってもすっきり!
2.病原菌の侵入を防ごう
剪定の後、気になるのが、病原菌・・・!
切り口にトップジンMペーストなどを塗ると、
切り口から雑菌が入りにくくなります。
トップジンMペーストはペースト状の殺菌剤です。
剪定の切り口に塗ると病原菌の侵入を防ぎ、
切り口に回復を早めます。
園芸店やホームセンターで購入できます。
3.枝先を剪定する際のポイント
最後に枝先を剪定する場合のポイントです。
切り口に一番近い芽が最も強く伸びるので、
将来の樹形を考え、残す芽を決めます。
下のイラストについてですが、
①で剪定するとAの方向、
②で剪定するとBの方向に芽が伸びます。
「切り口に一番近い芽が最も強く伸びる」こと、ぜひ覚えておいてくださいね。
<今回の作業にオススメの道具をご紹介>
剪定作業には、剪定バサミと剪定ノコギリが役立ちます!
今回使用した剪定バサミはアルスの120S-8!
鍛えて造った鍛造刃で、するどい切れ味と耐久性を兼ね備えています。
また、ノコギリは210DXを使用。
折り畳み式なので持ち運びにも便利です。
剪定バサミでは難しい太い枝は、ノコギリを使ってください。
冬の寒い時期、しっかりと暖かな恰好で、
外での剪定をされてくださいね。