【見た目も綺麗で美しい】夏野菜栽培用の竹支柱と虫よけネットをつくろう!
公開日:2018年4月13日
こんにちは!ガーデニング研究家の畑です!
いよいよ夏野菜の苗を植えるシーズン到来です。ただ、4月の朝晩はまだ寒い日もあるので、最低気温が10℃以上をめどに植付けを開始してください。我が家(奈良市)では毎年、ゴールデンウィークに植え付け作業を行います。
4月上旬から植える方もおられますが、寒さで苗が弱るので私はオススメできません。トマトやキュウリなど夏野菜が成長すると、欠かせないのが竹支柱です。
また暖かい季節に葉物野菜を作る場合は、虫よけネットも。これは竹を使えば、上手に張ることができます。今回はそんな竹の利用方法をお伝えします。なぜ、私がビニール被覆された支柱竹ではなく竹を利用するのかというと、容易に手に入ること、使い終わった後は可燃ゴミとして簡単にエコ処分できるからです。
そして何より、周囲の風景に溶け込んで、菜園がキレイに見える所が私のお気に入りなのです。
目次
準備するもの
今回の作業においては、以下のものを準備してください。
- 竹
- 竹割り器
- ハンマー
- 竹を切るための鋸(今回はアルスの竹挽鋸を使いました)
園芸用支柱はビニール被覆したものが一般的です。でも、ほとんどのホームセンターや園芸店などで、竹は販売されています。見当たらない時は、木材コーナーなどに置いている場合もありますので、探してみてください。また、細い竹は支柱に、太い竹は防虫ネットづくりにオススメです。
我が家では両方つくりますが、ご自宅の状況に合わせて、ご検討いただければと思います。
細い竹で支柱をつくろう
まずは、細い竹をつかって、夏野菜用の支柱をつくりましょう。細い竹は土に刺さりやすいように加工します。竹の元(太い方)の節の近くで斜めにカットすると、強度が増します。
カットする時は竹挽鋸を使います。刃のピッチが細かく普通の鋸では切りにくい竹が見事に切れます。ピーマンは下記のイラストのように細い竹を3本組み合わせると十分です。
このようにし、夏野菜の大きさにあわせて支柱を立てていただければと思います。
太い竹で虫よけネットをつくろう
さて、続いては虫よけネットです。虫よけネットは太い竹を割ってつくっていきます。太い竹は竹割り器とハンマーを使って割ります。竹割り器をお店で見たことがある方も多いのではないでしょうか?
しかし何の道具?と思った人も多いのでは。今回の作業では割ったものを弓状にしたいので、細く割れる「8ツ割」がオススメです。
作業ですが、竹割り器を竹の末(のちほど解説します)に当てて、ハンマーで叩きます。割れた竹の両端を斜めにカットします。
出来上がったものを弓状に刺し、防虫ネットを張れば完成です。
竹の末とは、「木元竹末(きもとたけうら)」という言葉があります。木は元(根っこの方)から割る、竹は末(先の葉が付いている方)から割る、という意味です。
竹を割る際は、この言葉を思い出していただいて、先の葉が付いていた方から割ってくださいね。
<今回の作業にオススメの道具>
竹のカットにはアルスの竹挽鋸を使いました。
細目目立て刃なので、竹の切断をスム―ズに行うことができます。
いかがでしたでしょうか?下の写真は、今が旬・我が家のエンドウの様子です!やはり竹の支柱だと周りの風景に溶け込みやすいように思います。
これからの季節、夏野菜を植えると夏に向けてぐんぐん成長してきます。エコで見た目にも綺麗な竹を使って、ぜひ支柱や防虫ネットをつくってみてくださいね。
《今回の作業にオススメ・クラフトチョキ》
クラフトチョキは、ビニール製品のカット、お花の茎のカットにとても向いています。刃先がシャキッと切れ、軽く、握りやすいのが特徴です。
\ お求めは園芸店、ホームセンター、各インターネットショップなどで /
左からEG-330H-W(=FW-330H-W)、 FW-330H-P、 FW-330H-Y、 FW-330H-V、 FW-330H-G、 KG-330H-BK
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