【プランターで育てよう】ニンジンの種まきと間引き
公開日:2018年8月28日
こんにちは!ガーデニング研究家の畑です!
冬に収穫するニンジンの種まきは、今がベストシーズンです。野菜づくりでは中・上級者向けの野菜ですが、プランターでも出来る簡単な方法を紹介しますので、チャレンジしてみてください。
目次
プランターを選ぼう
まずは、ニンジンの大きさにあったプランターを選びます。浅いプランターでも小さなベビーキャロットなら栽培可能です。
深型のプランターなら長さ15cm程度の5寸ニンジンが出来ます。僕がおすすめする品種は、黒田五寸ニンジンです。夏の暑さにも強く、育てやすいのでおすすめです。
便利な「ペレット種子」の紹介
ニンジンの種は小さいので扱いにくいですが、種の表面に粘土をコーティングした「ペレット種子」が販売されています。少し高価ですが、種まきしやすいです。
ただ、普通のニンジンの種は一昼夜水につけておくと発芽がそろいますが、ペレット種子は水につけるとコーティングしている粘土が溶けてしまうので厳禁です。
種まきをしよう
深さ1cmの溝をつくり、1cm間隔で種を蒔き、種が隠れる程度の土をかけ、手のひらで軽く押えて、やさしく水やりします。
発芽するまでは土を乾燥させないようにします。使わなくなったスダレで遮光すると、土が乾燥しにくくなります。
間引きと土寄せをしよう
ニンジンは寂しがり屋さんです。面倒でも間引きは3回に分けて行います。近くに仲間がいないとなぜか成長しないのです。発芽が確認できたら、間引きをします。
1回目の間引きで2cm間隔に。
2回目の間引きで4cm間隔に。
3回目の間引きで10cm間隔にします。
間引きごとに1m1握りの粉状醗酵油粕を与えます。間引くする時は、不要な株の地際をファミリーデラックスで切ります。引き抜くと残す株の根を痛めてしまいますので注意してください。収穫は、12月からですが、収穫前に根の肩が出ていたら土寄せをします。
<今回の作業にオススメの道具>
間引きはロングファミリーデラックスで行いました!刃長が長く、地際も一度でざくっと切ることができます。
いかがでしたでしょうか?
少し難しいニンジン栽培も、プランターを使えば手軽にチャレンジいただけるかと思います。ニンジンは掘りたての香りが最高です!掘った直後だけに楽しめる香りを、ぜひ楽しんでくださいね。
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