【庭木の台風対策】剪定と支柱の立て方について
公開日:2018年9月18日
こんにちは!ガーデニング研究家の畑です。
台風のシーズンです。庭木を強風から守るための、剪定方法と支柱の作り方をお伝えします。
目次
剪定する枝はどこ?
台風対策のために剪定する枝は、①~④です。強風対策の剪定の中で最も効果的なのは、樹高を低くすることです(①)。
アルスの高枝鋏ライトチョキズームはノコギリ(別売)を取り付けることができ、脚立にのぼらず安全に作業が出来ます。
次に、平行枝(へいこうし)を剪定しましょう(②)。
平行枝は風を受けやすいので、どちらかを剪定します。
※平行枝…同じような枝が同じ方向に向いている枝のことを言います。
また、強風時に擦れ傷がついてしまうため、交差している枝同士はどちらかを剪定します(③)。
幹や太枝の一カ所から何本もの枝がのびている車枝(くるまえだ)の部分も、枝葉が多く風の抵抗が大きくなって庭木に負担が掛かるので、剪定します(④)
大きな枝を切り落とす場合はここに注意!
大きな枝を切る場合は切り方に注意します。①~③の、どこを切ったらよいと思いますか?
①はダメです。枯れ枝が残り、その枝から幹に腐朽菌が入ることもあります。枝が腐ってしまいます。
②が正解です。幹と枝の境を正しく切ると、切り口が自然に塞がります。
③もダメです。幹に傷がつき、その部分から腐る場合があります。
支柱をつくろう
風の方向を観察して、支柱を打ち付ける方法を考えます。
2本の支柱を立て、ロープで幹に結ぶ方法も効果的です。
その場合、ロープを少し緩めにしてください。木が揺れることで風のエネルギーを吸収させます。
《庭木の台風対策におすすめ》
庭木の剪定は、高枝鋏ライトチョキズームにノコギリ(別売)をつけて行ないました。 ギリギリまで無駄をそぎ落とし、最長3m伸縮式高枝鋏としては業界最軽量の810gという軽さを実現しました。缶コーヒー約4本分の軽さで、女性やお年を召され方でも扱いやすく、長時間の使用を可能にします。
製品の特長はこちら▷高枝鋏ライトチョキズーム
いかがでしたでしょうか?
この夏は自然災害が多く、台風による被害に遭われた方も多かったことと思います。何事もないのが一番ですが、もしまた台風が発生してしまったときは、こちらを参考に対策をなさってくださいね。大切な庭木、しっかりと守りましょう!
あわせて読みたい記事
公式Twitter & アルスケinstagramでキッチンガーデンの様子を更新中!
◎ガーデニングにおススメ|Gクラシックシリーズ
上品な深いグリーンの持ち手で統一された、ガーデニング向け《Gクラシック》シリーズ。ご家庭での園芸作業に便利な刃物が揃っています。お求めは全国のホームセンター・金物店・園芸用品店や各インターネットショップで。
▼アルス商品はこちらからもお求めいただけます
\ はたさんとアルスケのチョキチョキライフ /
大阪堺の刃物メーカー・アルスコーポレーションのマスコット、赤いワニの「アルスケ」と、ガーデニング研究家のはたさん(畑明宏さん)がお届けする『はたさんとアルスケのチョキチョキライフ』。2020年はとある住宅街のマンションに暮らす「花坂さん一家」がアルスケとはたさんとの出会いをきっかけに、ベランダで“キッチンガーデン”に取り組む様子を描きます。