【プランターでできる】ミニ温室でホウレンソウづくり
公開日:2019年1月15日
こんにちは、ガーデニング研究家の畑です!
あけましておめでとうございます。今年もどうぞ、よろしくお願いいたします!
まだまだ寒い日が続きますが、この寒い中でも工夫すれば野菜づくりができます。今回は、プランターを使った簡易温室で、ホウレンソウの作り方をご紹介します。ご家庭で栽培するときは、収穫前の間引き工程で出る、間引き菜も食べられます。柔らかくてとっても美味しいですよ。
目次
種まきの準備をしよう
ホウレンソウの種は吸水しにくいので、種まきの前日から種を水に浸けておきます。
翌日、ザルなどを使って種の水を切ります。30分以内で結構です。30分以上置いておくと種が乾燥するので注意します。
プランターの準備をしよう
プランターの底に鉢底石を入れてから、市販の野菜の土を入れます。元肥として粉状の醗酵油粕かマグァンプKなどの緩効性肥料をプランターの大きさに合わせて土に混ぜ込みます。肥料袋の裏側に施肥量が書いています。
さらに、ホウレンソウは酸性土壌を嫌うので、プランターに一握りの有機石灰も混ぜましょう。ナメクジやダンゴムシが寄り付かないように、プランターをレンガなどの上に置いてください。
種まきをしよう
木っ端などを使ってVの字の溝をつくります。深さ1cmの溝に1cm間隔で種をまき、土を指先で寄せるようにして、種に土を被せます。
その後、軽く土を押えて、種と土を密着させます。優しく水やりします。
ミニ温室をつくろう
針金等でアーチを作り、透明のビニールでプランターを覆い、洗濯バサミ等でとめます。透明のビニールはゴミ袋をそのまま使ってもOKです。面倒な方はセット品を購入してください。ホームセンターや園芸店で販売しています。
生育&収獲についてのアドバイス
日の当たる場所に置いてください。土の表面が乾いたら、鉢底から流れるまで
たっぷりと水やりしてください。本葉が2~3枚になってきたら間引きの開始です。株元をクラフトチョキで切って、サラダのトッピングなどに使ってください。
隣の株と葉が重ならない程度に切っていきます。間引き後は液体肥料等で追肥してください。その後も間引きをしながら成長させ、草丈が20cm以上になったら最終の収穫をします。
いかがでしたでしょうか。ホウレンソウは鉄分も多く、貧血予防にもなる野菜です。胡麻和えや、おひたし、シチューなどに入れて美味しく召し上がってくださいね。
《ホウレンソウの作業にオススメ・クラフトチョキ》
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