【予防方法も!】病害虫ごとの駆除方法について
公開日:2017年5月15日
今の季節、我が家の自給畑では、トマトやナスなどの夏野菜を植え付けています。また、新タマネギの収穫も楽しんでいます。
菜園生活では良い季節なのですが、虫さん達にとっても良い季節!今回は庭木や果樹に付く病害虫の対処についてお届けします。木の種類や環境によって発生する害虫にもちがいがありますが、今回は、下記の3パターンについてご紹介します。
①毛虫やアブラムシの場合
②カミキリムシの幼虫などが幹に入った場合
③カイガラムシの場合
毛虫やアブラムシの場合
枝葉ごとに剪定しよう。これから温度が上がるにつれて、毛虫やアブラムシも増えてくる季節となります。
アブラムシは庭木や果樹はもちろん、草花や野菜にも付く害虫です。植物の汁を吸い、植物を弱らせるだけでなく、アブラムシの排泄物が葉などに付着すると、すす病などが発生しやすくなります。
毛虫はいろいろな種類があるのですが、一般的には植物の葉を食し大きく成長します。大量発生すると全ての葉が無くなってしまいます。病害虫の発生部分は枝葉ごとに剪定して処分します。その際、軍手などを着用し害虫に刺されないよう注意してください。
カミキリムシの幼虫の場合
スプレー式殺虫剤を使用しよう。カミキリムシの幼虫はモミジ類、カシ類、リンゴなどに入りやすいです。幼虫が幹の中に入り込み木部を食し、食べられすぎると枯れることもあります。
幹に穴があったり、木クズがある庭木にはカミキリムシの幼虫が住んでいる可能性があります。
その際は、スプレー式殺虫剤を使用し、穴の入り口から噴射するようにしましょう。
数日間様子をみて、木クズが出ていなければOKです!
カイガラムシの場合
歯ブラシで落としましょう。カイガラムシはあらゆる庭木や果樹で発生する害虫です。
種類も多く、白色、紫色や綿のようなカイガラムシもいます。植物の汁を吸い、弱らせてしまいますが、発生初期なら簡単にこそげ落とせます。大量発生すると見苦しくなるので早めに対応しましょう。
枝についたカイガラムシを発見したときには、歯ブラシでこそげ落とします。
以上が対処方法となりますが、そもそも病害虫を発生させないためには、適度な剪定をして風通しを良くしたり、有機肥料を適量与えたり、天候や季節に応じた水やりなど、日頃の管理・予防対策が大切です。
また、畑さんちでは自給用の田畑でとらえたテントウムシを庭に放したり、雑草をほどよく残しています。このひと工夫で、ハダニなどを食すクモなどが住みつき、助かっていますので、よければご参考にしてくださいね!
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