【イチゴの育て方】植え付け後のお手入れと栽培のコツ
公開日:2017年8月23日
こんにちは!ガーデニング研究家の畑です!
まだまだ暑い日が続きますね。楽しい夏休みを過ごされましたでしょうか。
暑い夏だったので野菜の水やりが大変でした。特にキュウリは根が浅いところにあるので、朝と夕方に水やりを行いました。除草剤を使わない田んぼの雑草はこの暑さの中でも旺盛です。草刈りも家族全員で頑張りました。
そして、我が家の畑ではイチゴが旺盛にランナーを伸ばしています。一般的なイチゴは夏に親株から株分けして、苗を育てて、その苗を11月に定植します。その後、寒い冬を乗り越え、春に花が咲き、5月に実ができます。その形と色から“深紅のダイヤモンド”と称され、多くの人々から親しまれているイチゴ。
生食での消費量はなんと世界一とも言われています。今回はそんな大人気の果物イチゴの育て方のコツをご紹介します。
目次
イチゴについて
まず、イチゴについての基本的な情報をご紹介します。イチゴのはじまりは18世紀ごろ。ヨーロッパオランダにて、南アフリカ原産のチリ種に北アメリカ原産のバージニア種を交配したのがイチゴのはじまりと言われています。
ちなみに皆さんがいつも食べている実の赤い部分、こちら実は果実ではなく、雌しべの土台となる「花托(かたく)」と呼ばれる部分で、表面にある、つぶつぶが種ではなく果実となっています。
知らなかった方は、少し驚かれるかも知れません。また、見た目の可愛らしさだけではなくイチゴは食物な中でもトップクラスのビタミンCを含む嬉しい特長も。風邪やストレス、また美肌にも効果が期待できますので、この機会にぜひ自家栽培にトライしてみてくださいね。
イチゴの育て方
時期によって、イチゴに必要な手入れはさまざまです。今回は時期に適した作業方法を順にご紹介していきます。
手入れの時期
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手入れの方法
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夏
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苗取り、ランナーの剪定、植え付け(ビニールポット)
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11月
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植え付け(植木鉢)
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5月
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収獲
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苗取り
親株からランナーが伸びて、新しい苗ができます。親に近い方から便宜上、太郎、二郎、三郎とします。
太郎は親株の病気などを受け継いでいる可能性があるので、苗採りは二郎、三郎にします。
ランナーの剪定
二郎、三郎は親株側のランナーを2センチ残して切ります。親株の反対側はランナーを残さず切ります。親株の反対側に実が付きます。
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植え付け(夏)
ビニールポットの中に育苗用の土を入れ、その中に二郎苗か三郎苗を植え付けます。クラウン部分を埋めないように注意してください。クラウンは地上部にあるものなので、埋めると苗が腐ってしまう可能性があります。
2~3週間に1回液肥を与えます。
植え付け(11月)
植木鉢やプランターに鉢底石を入れ、その後、元肥入り培養土を入れた後、夏から育てた苗を植え付けます。この時もクラウン部分を埋めないように注意してください。2~3週間に1回醗酵油かすを与えます。醗酵油かすは、においも少なく、肥料の効きが早いのでお薦めです。有機栽培が手軽にできます。
地表面が乾いたら鉢底から流れるまで、たっぷりと水やりします。
収獲(5月)
ランナーの反対側に実ができます。収穫期も水やりと追肥を忘れずに!必要に応じてネット等で鳥除けをしてください。
いかがでしたでしょうか?
そのまま食べても、加工しても美味しいイチゴ。今の季節から準備をして、来年春に甘酸っぱい味覚を味わえるよう。ぜひご参考にされてくださいね。
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