【ブドウを育てよう】苗木の植え付けと袋掛けについて
公開日:2017年9月15日
こんにちは!ガーデニング研究家の畑です!
朝夕が涼しくなって来ました。
我が家の自給用の畑では、秋ナスの収穫が始まっています。
5月に植え付けたナスの苗ですが、秋ナスは、初夏に収穫したみずみずしい味とは異なり、少し固めで味が濃くなります。同じ苗なのに、不思議です。
さて、今回はブドウ(ぶどう/葡萄)について。
この秋我が家では、キャンベルアーリーを収穫しました!
今回はブドウの収穫までの流れを順に沿ってご紹介しています。
植え付けから収穫までのポイントをまとめましたので、
この記事を参考にしていただき、美味しいブドウを一緒に収穫しましょう!
目次
1.ブドウについて
まずはじめに、ブドウについてご紹介します。
原産地:中近東地方
科・属名:ブドウ科ブドウ属
花言葉 :陶酔、好意、信頼、思いやり
ブドウの花言葉、あたたかくて素敵ですね。
「陶酔」はワインを彷彿とさせます。
また、ブドウの種類はとても多く
世界には10000種以上存在するとも!
日本では、このうち50種類ほどが栽培されているそうですが、たくさんの中から自分のお気に入りのブドウを探し出すのも、楽しいかもしれません。
2.ブドウのグリーンカーテン
我が家の庭先のブドウですが、実を収穫して食べる目的以外に、南側のデッキに日陰を作る役割も果たしています。
木本性ツル植物のブドウは、草本性ツル植物のゴーヤなどより、成長が早いので、梅雨明けまでにはしっかりとしたグリーンカーテンが出来上がります。
また、9月になると太陽高度が低くなって室内に日が差し込むのですが、ブドウは収穫を終えた後も葉が元気なので、日を遮ってくれます。
3.ブドウの苗木の植え付け
3-1.苗木の植え付け
ブドウの苗木の植付け適期は3月上旬です。
ブドウは排水性が良くないと、枯れる可能性があるので、粘土質土壌など、排水性の悪い場所では、土に2割の砂を混ぜ高植えをします。
植付け後、バーク堆肥(厚さ3センチ)で地表面を覆います。
植付け後に2芽残して、芽と芽の中間で切ります。
3-2.株を育てる
植付け後、3年間は枝葉を旺盛に伸ばし、株を大きくします。実は全て落とします。
3-3.寒肥
寒肥として毎年2月に株の周りに4~5カ所の穴を掘り、一カ所に一握りの醗酵油かすを与え、埋め戻します。
寒肥後、バーク堆肥(厚さ3センチ)で地表面を覆います。
4.落葉樹の剪定
落葉期に剪定をするのですが、主枝を1本伸ばし、左右バランスよく枝が伸びるように整理します。
左右に伸びた枝は2芽残して、3芽との中間で切ります。
我が家の場合、主枝はバルコニー下で切ります。
5.袋かけ
5-1.袋かけのメリット
ブドウが色付き始める頃に袋掛けをします。
これによって害虫や野鳥から実を守ることができます。
5-2.袋かけの方法
我が家では買い物の時の包み紙で行います。
専用の袋も販売されていますが、大きめの封筒でも大丈夫です。
いかがですか?
ちなみに我が家ではデラウエアとキャンベルアーリーを育てています。
家庭果樹ではお薦めの品種なので、苗を選ばれる際は参考にされてくださいね。
<今回の作業にオススメの道具をご紹介>
ブドウの収穫の際には、こちらのハサミがオススメ!
直刃とソリ刃の2タイプをご用意してますので、
用途・お好みに合わせてご使用ください。
シャープな刃先で作業性抜群です。