【自宅でキノコを栽培しよう】原木の準備と育てるときのコツ
公開日:2018年2月28日
こんにちは!ガーデニング研究家の畑です!
我が家の梅が開花し始めました。気温はまだまだ冬ですが、日差しは春を感じさせます。今回ご紹介する園芸作業はキノコづくりです。キノコづくりは 、日の光が当たりにくい北向きベランダ やお庭で十分楽しめます。 この季節に是非チャレンジしてください。
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目次
準備するもの
今回の作業においては、以下のものを準備してください。
- 原木(げんぼく)
コナラの原木が、園芸店、ホームセンターやネットで購入できます - 種駒(たねこま)
シイタケの種駒は、園芸店、ホームセンターやネットで購入できます - 電動ドリル
レンタルを行っているホームセンターもあります - 購入する種駒に合ったキノコ用ビット(ドリルの刃)
- 種駒を打ち付ける木槌
- 日陰で雨の当たる場所(地面は土)
- 剪定ノコギリ:ベランダでキノコを育てる場合に使います
キノコづくりを始めよう!
電動ドリルで原木に穴をあけよう
電動ドリルで原木に種駒用の穴をあけます。穴と穴の間隔は約10センチにします。種駒に合ったキノコ用ビットを購入すると、上手に穴あけが出来ます。
種駒を穴に打ち付けよう
木槌を使って種駒を穴に打ち付けます。打ち込んだ後、イラストのように5mmくらいの隙間をあけると、菌糸が伸びやすくなります。
原木を立て掛けてシイタケを育てよう
種駒を打ち込んだ原木を日陰で雨の当たる場所に立て掛けます。原木が地面から湿り気を感じられるように据えてください。
気温が30℃以上になってきたら、よしずもしくは黒色の寒冷紗(かんれいしゃ)で遮光してください。原木の足元にミントを植栽すると、シイタケを食べるナメクジが少なくなります。
時々、原木全体が濡れるように水やりをしてください。
シイタケを収穫しよう
2年たてばシイタケが発生します。直径10センチの原木で4~5年収穫できます。
ベランダで栽培してみよう
マンションのベランダなどで栽培する場合は、剪定ノコギリで短く切った原木を、小粒の赤玉土を入れた植木鉢にさし、ビニール袋で保湿します。日陰に置き、赤玉土が常に湿った状態を保ってください。アルスのノコギリではチルトン274がおすすめです。
<今回の作業にオススメの道具をご紹介>
コナラの木の切断にはチルトン27がオススメです!切りくずが目詰まりしにくい特殊目立て刃で、タテびき、ヨコびき、ナナメびきがスムーズに行えます。
いかがでしたでしょうか?
収獲までに2年と少し時間はかかりますが、ポイントさえ押さえれば、お庭やベランダでキノコを育てることも可能です。桃栗三年柿八年、キノコ二年。興味を持たれた方は、ぜひ挑戦されてみてくださいね。
《様々な作業にオススメのクラフトチョキ》
クラフトチョキは、ビニール製品のカット、お花の茎のカットにとても向いています。刃先がシャキッと切れ、軽く、握りやすいのが特徴です。
\ お求めは園芸店、ホームセンター、各インターネットショップなどで /
左からEG-330H-W(=FW-330H-W)、 FW-330H-P、 FW-330H-Y、 FW-330H-V、 FW-330H-G、 KG-330H-BK
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