【乾燥や雑草を防ぐ!】バーク堆肥でマルチングを行おう
公開日:2018年3月15日
こんにちは!ガーデニング研究家の畑です!
暖かくなってくると、庭木や草花がぐんぐん育つのを見るのは嬉しいものです。ただ、雑草の勢いは増してきますし、表面の土が乾燥してくるので水やりも欠かせなくなってきます。
そこで今回は、庭を少しでも手間をかけずにキレイに保ちつつ、庭木も元気になるバーク堆肥でのマルチングの方法についてお伝えします。
目次
バーク堆肥とは
バークとは樹皮のことです。製材する時に剥ぎ取った樹皮の中に、有機物や土壌微生物を混ぜ、堆肥化したものをバーク堆肥と言います。
マルチング(庭木をウッドチップや樹皮などで覆うこと)にはバーク堆肥を使います。
マルチングをしないと、以下のようなことがデメリットとして挙げられます。
・雑草やひこばえなどが成長してしまう
(ひこばえとは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと)
・飛来した雑草の種も発芽しやすくなる
・地面が乾燥しやすくなり、土が固まる
・雨が降っても雨水が地表面を流れ、根が利用できません
上記のことからも、この暖かくなる今の季節に、バーク堆肥でのマルチングを行うことをオススメします!
バーク堆肥を選ぶポイント
バーク堆肥は完熟のものを使用してください。未熟なものは、ハエが発生したり、キノコが生えます。素手で触っても柔らかく、悪臭がないものを選んで購入してください。
マルチング前の準備をしよう
庭木の周りの雑草を取り除きます。株元近くから生えている「ひこばえ」があれば、剪定バサミで切り取ります。
バーク堆肥でのマルチングを行おう
株元から枝先の真下までバーク堆肥を厚さ5センチで敷き詰めるだけです。マルチングすると、地面が急激に乾燥することがなくなります。
また、地表面が固まりにくくなるので、雨が降っても流されず地面に浸透していき、無駄なく根に吸収されます。
ポイント
株元から2~3cmにはバーク堆肥は与えません。与えると蒸れて病害虫が発生しやすくなります。
<今回の作業にオススメの道具をご紹介>
株元近くから生えている「ひこばえ」は、剪定鋏でカットしましょう!
剪定鋏ブイエスシリーズは、プロの方にも使用していただいてる本格的な剪定鋏。切れ味がよく、作業効率のアップに貢献します。
いかがでしたでしょうか?私も先日クロガネモチの木にマルチングを行いました。
マルチングは手間がかかるように思われるかもしれませんが、作業自体はバーク堆肥を敷き詰めるだけ。庭木を元気にするために、是非行っていただければと思います。
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