【葉焼けの原因はなに?】メカニズムと対処方法について
公開日:2018年8月17日
こんにちは!ガーデニング研究家の畑です!
まだまだ残暑が続きますね。暑くて雨の少ない夏を乗り切るため、植物達は一生懸命頑張っています。今年の夏は水不足で葉焼けを起こしてしまった方も多いのでは。今回は、葉焼けの予防及び、対処方法をご紹介します。
目次
夏の植物を観察してみよう
暑い夏、ご自宅の植物は元気に育っているでしょうか?この季節、気を付けていただきたいのが水分不足と葉焼けです。
◆水分不足で葉の周りが茶色になっていませんか?
庭木や果樹などが水分不足に陥ると、すべての葉に水分を供給できなくなり、葉の周りが茶色になることがあります。この現象は、植物自らの防衛手段です。この状態が進行すると枯れる可能性もあるので、予防が必要です。
◆葉焼けで葉が枯れていませんか?
また夏に気を付けたいのが「葉焼け」という現象です。これは言葉の通り、強い日光を浴びすぎて葉が焼けてしまうというもの。
今年の夏は暑い日が続いていますが、大丈夫でしょうか。今回はそんな夏に起こりやすい症状への対策を、ご紹介します。この辺りの情報について興味があるなら、こちらの記事もおすすめですよ。
水分不足と葉焼け対策
枝葉のカットをしよう
完全に枯れた枝葉はクラフトチョキで切っていきましょう。しかし、わずかでも緑色の部分がある葉は、残してください。緑色の部分が光合成と蒸散を続けているためです。
バーク堆肥を敷き詰めよう
植物は光合成や暑さ対策のため、葉から大量の水を蒸散させています。また、イラストのように地面からも大量の水が蒸発しています。意外に思われるかもしれませんが、地面からの水の蒸発量は、葉が蒸散させているそれより圧倒的に多いのです。
地面からの水の蒸発を防ぐために多めの水を与えるというのも良いですが、より効果的なのはバーク堆肥を地表面に厚さ5cmで敷き詰める方法です。
このようにすると、地表面からの蒸発が少なくなり、土の保湿力がグッと高まります。
タフな常緑樹を傍に植えよう
葉焼けを起こした樹木の西側にヤマモモやアラカシなどタフな常緑樹を植えることも有効です。日中ダメージを受けた樹木を西日から守ってあげると、葉焼けを起こすリスクを軽減することができます。
また、大前提として水やりは早朝に行いましょう。蒸散量の少ない間に根から枝葉に水を移動させておくと、植物は暑さや乾燥に対する備えが出来るからです。
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ここまでお読みいただきありがとうございます。今回は植物が暑い夏を元気に乗り切るための方法をいくつかご紹介しました。なかなか難しいな、、、と思われた方は、まずは今日から「早朝の水やり」だけでも心に留めていただけ場と思います。大切な植物を枯らしてしまわないように、今一度ご自宅の植物を観察していただき、あれ?と思われた際には、ぜひ試してみてくださいね!
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