【小松菜やニンジンにも最適】菜園ボックスを作ろう
公開日:2019年2月15日
こんにちは、ガーデニング研究家の畑です!もうすぐ春ですね。
庭で家庭菜園を楽しんでみませんか? 野菜づくりでまず行うことと言えば「土づくり」と思っている方が多いと思います。しかし、庭を掘り土づくりをするのは重労働です。硬くて扱いづらい粘土が出てくる場合もありますし、石が出てくる可能性もあります。また、それらの処分にも困ってしまいますよね。
そこで私がオススメするのが、掘るのではなく木枠(菜園ボックス)を作って庭に置き、その木枠の中に市販の袋入り園芸用土を入れる方法です。この方法なら早く美しく作れるのです。
目次
1.菜園ボックスの作り方
まず木枠を作ります。私のオススメの大きさは、外寸が、縦600mm×横600mmの大きさです。ここでは、全国のホームセンター等で購入しやすい2×4(ツーバイフォー)材で解説しますが、2×4以外の木材でもOKです。
ここでは、全国のホームセンター等で購入しやすい、2×4(ツーバイフォー)材で解説しますが、2×4以外の木材でもOKです。
※ 2×4(ツーバイフォー)材…38mm×89mm×1830mmの材
(以下、基本材とします。)
大きさ(外寸)は縦600mm×横600mmの木枠を1つ作る場合は、基本材が2本必要です。基本材をカットする必要がありますが、ここで便利なノコギリはチルトン24です。
木枠1つに必要な材料は、長さ600mmが2枚、長さ524mmが2枚です。この寸法は基本材の厚みが38mmであるという前提です。購入&カットされる前に実寸をご確認ください。
電動ドリル等で、長さ600mm2本に下穴を開けます。
長さ57mmの木ネジで4枚の板を組み立てます。
木枠を庭に置いてレイアウトを決めます。縦長にならべる方法もありますし、下のイラストのようにLの字型にならべる方法もあります。ご自身のセンスで決定します。
木枠の高さが土の深さになるので、ニンジンなどの根菜類を楽しみたい場合は、木枠3段以上が理想です。1つの木枠で高さを確保できない場合は、2~3段積み重ねます。草花や葉物野菜は木枠1~2段で十分です。
木枠の位置が決まれば袋入りの園芸用土を入れます。園芸用土は25リットル入りで600円を目安にしてください。安売りの土は品質に問題がある場合があるので、避けてください。木枠内の植え込みが済んだら、木枠周りの装飾をします。
木枠周りにレンガや石などを敷き詰めると見た目も美しく、雨上がり後のガーデニング作業でも靴の裏が汚れません。木枠が縦横60cmなので、割付のことを考え、レンガの大きさは縦10cm横20cmのものがオススメです。
レンガの並べ方は自由です。敷き詰めても良いですし、部分的にレンガを無くしハーブを植栽しても面白いです。レンガを飛び石のように配し勝手口等へつなぐと、庭が使いやすくなります。
木枠は腐りやすいので、内側と底の部分を簡易バーナーで焦がすと防腐効果があります。
菜園ボックスのリニューアル時期
腐った時が、菜園のリニューアル時期と思い、古い木枠は処分して、新しいものを作りましょう!古い木枠は可燃物で処分可能と思いますが、念のため各自治体のルールを確認ください。
<今回の作業にオススメの道具>
木材のカットには、チルトン24を使いました!切りくずが目詰まりしにくく、スムーズにカットできました。
いかがでしたでしょうか?
3月になれば、ほうれん草や小松菜、春菊、ニンジンなど種まきができる野菜が増えてきます!今の時期に、菜園ボックスを準備して、迎えた春にて、楽しい種まきをしてみてはいかがでしょうか。
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