【落葉樹は落葉期までに】庭木の高さを抑える剪定方法
公開日:2019年3月4日
こんにちは、ガーデニング研究家の畑です!庭木が元気に育つことは嬉しいですが、樹高が高くなり、管理しにくくなると困ってしまいます。そこで今回は樹高を抑える剪定術を伝授します。
目次
落葉樹と常緑樹について
剪定術伝授の前に、まずは落葉樹と常緑樹について整理します。落葉樹とは、「ある季節になると定期的に葉を落とす植物」のことで、代表的なものだと、サクラやアジサイ、モミジやイチョウが挙げられます。
常緑樹とは、「幹や枝に一年を通じて緑の葉がついている植物」のことで、代表的なものだと、オリーブや椿、キンモクセイなどが挙げられます。ご自宅にある樹は、落葉樹と常緑樹どちらでしょうか。
正しい剪定時期
落葉樹
イチョウやサクラなどの落葉樹は、落葉期までに実施してください。
常緑樹
オリーブやキンモクセイなどの常緑樹は梅雨前までに実施してください。
正しい剪定方法
大きくなった庭木を小さく仕立て直したいときは、イラストの◎の位置でカットします。
カットする場合は高枝切りバサミのライトチョキズームを使います。この高枝切りバサミだと、12mmの枝までカットが可能です。太い幹なら高枝切りバサミの先端に別売ノコギリを付けてカットします。〇の位置でカットすると、カットした位置に一番近い枝が良く成長するようになります。
可能であれば切り口にトップジンMペーストなどの保護材を塗ってください。切断面に菌が入らないように保護する役割があります。
また、下のイラストのような5本の株立ちの庭木の場合、高くなった2本を根元部分でカットして株数を3本にする方法もあります。この時はノコギリを使用してカットしてください。
アルスのノコギリの中では、コンパクトサイズの花小町が込み入った枝の間にも入りやすく便利です。
誤った剪定方法
幹の途中の✖の位置でカットすると、切り口から多くの枝が発生して、庭木の姿が悪くなります。剪定の際は注意してください。
<今回の作業にオススメの道具>
剪定作業では、高枝切りバサミとノコギリを使いました。高枝鋏ライトチョキズームは、3mまで伸びながら重さは810gと軽いためアルスの高枝切りバサミの中でも特に人気が高いそうです。
また、株立ちの庭木をカットするときに使った花小町は、アルスのノコギリのなかで一番のコンパクトタイプです。折り込むと13cmまで小さくなるので、持ち運びにもとても便利です。
いかがでしたでしょうか?お庭にて背丈を短くしたい庭木がある方は、今回の剪定術をぜひ行ってみてくださいね。
公式Twitter & アルスケinstagramでキッチンガーデンの様子を更新中!
◎ガーデニングにおススメ|Gクラシックシリーズ
上品な深いグリーンの持ち手で統一された、ガーデニング向け《Gクラシック》シリーズ。ご家庭での園芸作業に便利な刃物が揃っています。お求めは全国のホームセンター・金物店・園芸用品店や各インターネットショップで。
▼アルス商品はこちらからもお求めいただけます
\ はたさんとアルスケのチョキチョキライフ /
大阪堺の刃物メーカー・アルスコーポレーションのマスコット、赤いワニの「アルスケ」と、ガーデニング研究家のはたさん(畑明宏さん)がお届けする『はたさんとアルスケのチョキチョキライフ』。2020年はとある住宅街のマンションに暮らす「花坂さん一家」がアルスケとはたさんとの出会いをきっかけに、ベランダで“キッチンガーデン”に取り組む様子を描きます。