【キレイに保つ】ツツジ類の刈込み時期と注意点
公開日:2019年7月3日 更新日:2020年12月21日
こんにちは、ガーデニング研究家の畑です。
我が家の庭の菜園では、大玉トマトの収穫が始まっています。
一般的にトマトはカラスなどの野鳥に食べられるので、防鳥ネットをかける必要があります。幸い我が家の菜園は人通りの多い道路に面しておりカラスが警戒しているのか、今のところネットは不要です。
さて前回は生け垣の刈込みについてお話しましたが、
今回は常緑性のツツジ類の刈込みについてお話します。
目次
刈込みの時期について注意点
ヒラドツツジやサツキなどの常緑性のツツジ類は
花が咲き終わると花ガラが残って見栄えがよくありません。
さらに、ツツジ類は夏に来年の花芽を形成するので
夏以降に刈込むと花芽も切り落とすことになりかねません。
これら理由から
・ツツジ類は花期の直後に刈込みをすること
・刈込みは7月の梅雨明けまでに終わらせること
をおすすめします。
7月の梅雨明けまでなら葉が無くなるまで刈込んでも大丈夫ですが
梅雨明け後、雨が少ない場合は水やりをしてください。
刈込みには、アルスの刈込みバサミKR-1000を使います。
数年間刈込み出来なかったツツジも、この時期なら大胆に切り戻しできます。
数年間刈込みしなかったツツジの太枝はミニチョキ130DXで剪定します。
作業前にブルーシートを敷いておけば、後始末が楽になります。
刈込み後の手入れ
刈込み後は、枝葉の成長と来年の花芽形成を促進させるために、
1㎡あたり1握りの肥料を寄せ植えの上から振りかけます。
葉に付いた肥料はホウキなどで払い落とします。
刈込んだ部分も順調に行けば1ヶ月ほどで葉が茂ってきます。
寄せ植えの刈込みを年に1回実施する場合は、梅雨明けまでの間に行います。
形をより美しく維持するためには、10月~11月に徒長した枝(勢いよく伸びた枝)のみ、剪定バサミで切り落とします。
<今回の作業にオススメの道具>
今回の作業にはアルスコーポレーションさんのミニチョキ130DXと刈込鋏KR-1000を使用しました。
■ミニチョキ130DX
エラストマーグリップが水に濡れてもすべりにくいので
ツツジ類の中に手を入れて残った雨露に濡れても安心です。
5色あるのでお気に入りの色も選べます。
■刈込鋏KR-1000
軽量なので女性にも使いやすい刈込鋏です。
また替刃が可能な刈込鋏なのでコストを抑えつつ、切れ味が持続します。
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