植物も熱中症に!?幹焼け対策には〈幹巻き〉が効果的!
公開日:2019年8月20日
更新日:2020年12月21日
みなさん、こんにちは、ガーデニング研究家の畑です!暑い日が続いていますね。植物も同じで、長時間の強い日光は植物にとって良くありません。
この暑い夏に気を付けてもらいたいのが植物の異変。気温が下がりはじめると、紅葉するものですが、このアツイ夏に紅葉していたり、落葉する庭木はありませんか?
その庭木、要注意です!
その植物、夏バテしています。植物の悲鳴に気付いてあげて、処置をしてあげましょう。
夏の紅葉や落葉の原因は?
太陽高度が徐々に低くなってくるこの時期、庭木の幹に直接日差しが当たることも多くなってきます。幹に日が当たると幹が温まるのですが、根から十分な水が幹を通って葉から蒸発していれば、車のラジエーターのように水冷効果が発揮され、幹の温度も下がります。
しかし、幹を通る水分が少ないと、幹の温度が異常に上がり、幹焼けや葉焼けを起こして最悪は枯れの原因になります。
幹焼け
植物も人間でいう熱中症になるんです。
庭木や植木が枯れてしまうと、元通りに戻るにも数年かかります。そんなの悲しいですよね。
夏は太陽高度が高いので、幹が日陰になりやすいです。
8月中下旬から日中の太陽高度が低くなってくるので、幹に直射日光が当たりやすくなってきます。西日の当たる所は、初夏から対策をしてください。今回は、おうちでカンタンにできる対策をお伝えします!
用意するもの
◎ 緑化テープ
◎ 麻ひも
緑化テープ(幹巻きテープ)と麻ヒモを準備します。
緑化テープは幹巻きテープとも言います。緑化テープは黄麻(ジュート)で出来た包帯です。園芸専門店やホームセンターや通販で購入できます!
緑化テープで直射日光から幹を守ろう!
地際20cmまでは、幹に虫が入る可能性があるので巻かないでください。
幹の上部まできたら、緑化テープを切り、麻ひもで固定します。
緑化テープを切る際は、多用途なクラフトチョキを使用しました。幹に直接、日光が当たらないので、幹焼けを起こしにくくなります。また、葉焼け予防にもなります!
《幹焼け作業にオススメ・クラフトチョキ》
クラフトチョキは、ビニール製品のカット、お花の茎のカットにとても向いています。刃先がシャキッと切れ、軽く、握りやすいのが特徴です。
\ お求めは園芸店、ホームセンター、各インターネットショップなどで /
左からEG-330H-W(=FW-330H-W)、 FW-330H-P、 FW-330H-Y、 FW-330H-V、 FW-330H-G、 KG-330H-BK
全長 160mm/刃長 40mm/質量 50g
●高炭素刃物鋼 ●ハードクローム仕上げ ●ソフトグリップ ●刃カバー付
ここまでお読みいただきありがとうございます。今回は、植物の熱中症対策をご紹介しました。みなさまのお庭の木は悲鳴をあげていませんでしょうか?
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