9月におすすめ秋冬野菜と極早生タマネギの栽培について
公開日:2019年9月19日
更新日:2020年12月21日
こんにちは、ガーデニング研究家の畑です。暑さ寒さも彼岸まで。お彼岸の頃は気候も良くなり、春と秋は菜園スタートの適期です。
前回は、ホームタマネギの植え付けについてお伝えさせて頂きましたが、今回は、家庭菜園初心者でも育てやすい秋冬野菜とタマネギの育て方のポイントをご紹介!中でも、初心者の方でも育てやすい、極早生品種のタマネギの苗づくりについて、イラスト解説でお届けします。この秋は家庭菜園の楽しさに触れてみてください。
初心者でも失敗しない秋冬野菜
リーフレタス
リーフレタスは苗を植え付けて、約2~3週間で収穫でき、べランダでもプランターひとつで簡単に育てられる初心者向けの野菜です。12月まで収穫が楽しむことができるのもリーフレタスのいいところ。価格が変動しやすい葉物野菜。ご自宅で栽培してみるのもおすすめです。
ブロッコリー
ブロッコリーの苗植え付けは、9月下旬頃が適期です。栄養価も豊富なブロッコリー。プレートに彩りを足したいとき、ブロッコリーが活躍してくれますよね。この秋冬にご自宅で栽培を始めてみませんか。
今回は、タマネギについて詳しくご紹介していきます!
極早生タマネギの苗づくりをしよう
種まき~育苗
タマネギの苗は、10月から11月にかけて販売されます。苗を購入すれば楽チンなのになぜ苗を作るのでしょうか?それには家庭菜園ならではの理由があります。一般的なタマネギは11月に苗を植え付け、翌年の6月に収穫します。トマトなどの夏野菜の定植は5月頃に行います。
そうすると、あまり大きくないお庭ですとスペース確保が難しく、夏に栽培できる野菜の種類が減ってしまいます。そこで、今回は収穫期が早く比較的栽培しやすいタマネギの品種をご紹介します!
夏野菜の定植期にいろいろな種類の野菜栽培を楽しめます。今回紹介する品種は、4月上旬には収穫できる超極早生タイプのタマネギです。
極早生とは
読み方は、早生(わせ)。作物の生育期間、つまりは開花・成熟・結実するまでの期間が短い品種を言います。超極早生タイプのタマネギ苗はあまり販売されていないので自分自身で作るしか方法がありません。この時期に種をまき、苗づくりからスタートします。
イチオシの品種をご紹介します!
超極早生タマネギの品種には、「早どりサラダ玉葱」や「タイガージェット」などがあります。
園芸店や通信販売での購入が可能ですが、他の種子と比べると少し割高です。早生品種の特徴はみずみずしさです。生で食べても口の中にタマネギ臭が残りにくい点がいいですね。
準備するもの
- 育苗(いくびょう)トレー
- 種まき用の土
- 木の切れ端(木っ端)
育苗トレーに種まき用の土を入れ、十分湿らせます。
木っ端を使って地面にV字の溝を作ります。
溝に種をまき、土を被せ、水やりします。(1cm間隔)
発芽するまでは日陰に置き、濡れた新聞紙を被せ、種を乾燥しないようにします。発芽後は日に当てて11月の定植まで大きくなるまで育てます。2週間に1回液肥を与えてください。こまめな管理が大事です。
タマネギ定植しよう
11月中旬から12月上旬に苗を定植します。15㎝間隔で深さ5~6㎝の穴をあけ、苗を定植してください。
いかがでしたでしょうか。この秋冬家庭菜園を始めて育てる楽しさ、収穫の喜びを味わってみてください。
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いかがでしたでしょうか?以上、今回は初心者にもおすすめ! 9月に植えるおすすめの品種をご紹介しました。
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