稲わらで作るしめ縄リースの作り方・しめ縄を飾る意味!
公開日:2019年12月12日 最終更新日:2020年12月26日
こんにちは、ガーデニング研究家の畑です。
お正月を迎えるにあたり、家や会社の玄関先に「しめ縄」を飾る習慣があります。当たり前のように飾っていますが、何のために飾るものか、よく分からず、なんとなく買ってなんとなく飾っている人も多いと思います。
いつ飾ればいいか、いつまでに片付るべきか、など、しめ縄を飾る意味を理解して、来たる年に祈りを込め、自らの手で藁を結ってしめ縄を作ってみましょう!
なぜお正月にしめ縄を飾るか
しめ縄を玄関に飾ることは、お正月行事の1つで、年神様/歳神様(としがみさま)という新年の神様をお迎えするための行事です。年神様は、生きる力や幸せを授けてくださると考えられています。
しめ縄は、本来は12月13日のすす払い(大掃除)が終わり、年神様をお迎えするのにふさわしい場になってから飾るものでした。このため、12月13日を正月事始め(しょうがつことはじめ)といい、正月準備を始める目安となっています。
しめ縄を飾る時期はいつからいつまで?
今では、大掃除が終わり、年神様を迎える準備が整ってからしめ縄を飾ります。12月13日以降、早めに飾っても構いませんが、今はクリスマスが過ぎた25日以降に飾り始める方が多いようです。28日までを目安にすると良いでしょう。
一方で、飾ってはいけない日もあります。なお、29日は「二重苦(にじゅうく)」に通じて縁起が悪く、31日も一夜飾りになるので避ける風習があります。
こうして年神様をお迎えし、松の内を過ぎたら外します。一般的には、7日(6日とする場合もあります)、地域によっては15日(14日とする場合もあります)に外します。
目次
それでは、さっそく作っていきましょう!
しめ縄作りで用意するもの
☑稲わら 大体90本 ※通信販売等でも購入出来ます。
☑木槌や木の棒
☑麻ヒモ
霧吹き
ハサミ
超簡単!しめ縄の作り方
稲ワラを霧吹きで湿らせ、30本の束を3つ作ります。
イラストのようなリース型はとても簡単にできましたが、お好きな形に仕立ててオリジナルのしめ縄を作ってみても楽しいですね!
稲わらで作るしめ縄の完成!
今回は、自宅で育てているユズ、お正月らしい赤色のピラカンサとセンリョウを使用しました。
お庭のお花やハーブなどを使用したり、お花屋さんやスーパーで購入した生花やドライフラワーを使用して、オリジナルのしめ縄作りをお楽しみください!
以上、しめ縄を飾る意味・稲ワラで作るしめ縄の作り方についてイラスト解説付きでご紹介しました。
《今回の作業にオススメ・クラフトチョキ》
クラフトチョキは、ビニール製品のカット、お花の茎のカットにとても向いています。刃先がシャキッと切れ、軽く、握りやすいのが特徴です。
\ お求めは園芸店、ホームセンター、各インターネットショップなどで /
左からEG-330H-W(=FW-330H-W)、 FW-330H-P、 FW-330H-Y、 FW-330H-V、 FW-330H-G、 KG-330H-BK
来年の「ガーデンづくり」のプラン立てにはこちらの記事もおすすめです。
公式Twitter & アルスケinstagramでキッチンガーデンの様子を更新中!
◎ガーデニングにおススメ|Gクラシックシリーズ
上品な深いグリーンの持ち手で統一された、ガーデニング向け《Gクラシック》シリーズ。ご家庭での園芸作業に便利な刃物が揃っています。お求めは全国のホームセンター・金物店・園芸用品店や各インターネットショップで。
▼アルス商品はこちらからもお求めいただけます
\ はたさんとアルスケのチョキチョキライフ /
大阪堺の刃物メーカー・アルスコーポレーションのマスコット、赤いワニの「アルスケ」と、ガーデニング研究家のはたさん(畑明宏さん)がお届けする『はたさんとアルスケのチョキチョキライフ』。2020年はとある住宅街のマンションに暮らす「花坂さん一家」がアルスケとはたさんとの出会いをきっかけに、ベランダで“キッチンガーデン”に取り組む様子を描きます。