カンキツの防寒
カンキツの原生地はインド東部だそうで、 これが東南アジア~中国、そして我が国へと伝わったとされています。 その中から我が国に適した系統が育成されて普及しているのですが、 基本的には寒さに弱い植物であ...
プリムラの株分け
春から夏にかけて開花する宿根草の株分け・植付け時季になりました。気温が 25℃を越える高温時期には休眠状態だったのが、冷涼な季節を迎え、根の活動が活発になる時期に先立って株分け・植付けをしてやると、株...
お彼岸時季の園芸作業
お彼岸の季節が到来しました。種蒔き・植付け・収穫など、待ちかねた園芸のシーズンです。 日の長さでは春と同じように昼と夜の長さが同じなのですが、栽培的には、その意味するところは全く異なります。春の彼岸は...
環状剥皮で落果防止と果実肥大
受精した果実は、葉の作った成分を蓄え肥大していきます。 細かく観察しますと、意外に朝が一番大きくて、夕方に計ると小さくなっていることがあります。きっと日中の高温乾燥により、樹体が果実から養水分を奪って...
ツツジ類の蕾保護
今年の長い梅雨が明けて以降、庭の植物達はこれから秋にかけて、高温乾燥との厳しい闘いが始まっております。 アザレア・サツキツツジ(サツキ)・シャクナゲ・ツツジ(オオムラサキなど)など、いわゆるツツジ類...
果物の種蒔き
「桃栗三年、柿八年」というのは、桃や栗は種を蒔いてから三年で、柿は八年たつと開花結実する、ということだそうです。樹木は草花と違い、開花に時間が掛かるのと、種類によって開花までの年月が異なることをいって...
カンノンチクの株分け
気温が15度以上になると、寒さに弱い観葉植物なども本格的に根が活動を始めます。 この時が植付け・植替えなどのチャンスです。 カンノンチク(観音竹)の名前から竹の仲間のようですが、ヤシの一種なので、気温...
シャコバサボテンの若返り作業
クリスマスカクタスの別名でお馴染みですが、砂漠の植物ではなく、南米原産で樹木に着生する植物です。多肉になっているので乾燥に強いのですが、木の茂みの中で育っていたため、強い直射日光を嫌います。 そうした...
実を着けるコツ
果実は、植物体の成熟充実によって生まれます。「桃栗三年、柿八年」なども植物体の成熟を言ったものでしょう。 結実までには、花芽分化~着蕾~開花~受精といった経過があります。結実には当然ですが、受精が行...
松の芽摘み
松の樹形を整える場合には、古木・大木の雰囲気を醸し出すことが肝心です。 最もよく見られるのは、幹と枝を曲線的に整えることです。その為には、幹と枝を直線的に伸ばさないことです。つまり、直線的に伸びてい...