高枝切りばさみの基本操作-ツカミ(カットキャッチ機構)の使い方
高枝鋏(高枝切りばさみ)には、柿やミカンといった果樹の実を収穫したり、剪定した枝を落とさないようにキャッチしたりする「ツカミ(カットキャッチ機構)」がついたものが多くあります。こちらではアルス製高枝切りばさみの「ツカミ(カットキャッチ機構)」の基本的な使い方について解説します。
《目次》
2.ご使用前の準備
高枝切りばさみ・各部の名称
基本的に、伸縮式の高枝切りばさみは刃部、伸縮部、パイプ部、グリップ部で構成されています。グリップを握るとパイプの内部機構が動き、刃を開閉させる仕組みです。
※こちらはズームチョキシリーズ「エコノ採収タイプ(160ZD-3.0-3D)」です。
出荷時は、刃部には刃カバーがついています。
ツカミ(カットキャッチ機構)は刃部についています。
伸縮部はイラストのようになっています。
グリップ部はイラストのようになっています。出荷時はグリップのストッパーがかかった状態になっています。
ご使用前の準備
高枝切りばさみを使用する時は、長袖、長ズボン、手袋を着用し、エプロンなど汚れても気にならない服装をしてください。また、帽子や目元を守る保護メガネ等を適宜着用してください。
ツカミ(カットキャッチ機構)の使い方
切り落とした枝をつかむ時は、ツカミ(カットキャッチ機構)を切り落とす枝側に向けてください。
|上手にツカミ(カットキャッチ機構)を使うコツ
「枝がつかめない」「実を落としてしまった…」という場合は、対象物がツカミ側に来ていない可能性があります。刃の向きに注意してみて下さい。
また、グリップの握りこみが浅いとつかんだ後に刃が開いて対象物が落ちてしまうことがあります。グリップをしっかりと握ってください。
初めてツカミを使用する時は、落としても良い枝で練習してみてください。何度か試すとコツがつかめます!
ツカミ(カットキャッチ機構)付きのアルス高枝切りばさみ
アルスの高枝切りばさみでツカミ(カットキャッチ機構)が付いているのは、商品品番に「150」「160」「184」「190」と入っている商品です。
|アルス高枝切りばさみの刃の種類
アルスの高枝切りばさみの刃は主に5種類です。
枝を切ってつかむのに最も適したタイプ。切断目安生木12㎜(ツカミ取り外し時)。 | ||||
枝を切り落とすのに適したタイプ。「採収」よりも太めの枝が切れます。切断目安生木15㎜。 | ||||
細めの枝をまとめて切るのに適した長刃タイプ。ツカミ付き。切断目安生木9㎜(ツカミ取り外し時)。※太めの枝には適していません。 | ||||
薄い「切り刃」と台状の「受け刃」が包丁とまな板の関係性になっており、軽い力で切れます。ツカミ付き。切断目安生木15㎜。 | ||||
軽さに特化しています。ツカミ付き。切断目安生木12㎜(ツカミ取り外し時)。※一般家庭向け。太めの枝や硬い種類の庭木は他の品番がおすすめです。 |
|お問い合わせは「刃物の病院グリーンパパへ」
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\ はたさんとアルスケのチョキチョキライフ /
大阪堺の刃物メーカー・アルスコーポレーションのマスコット、赤いワニの「アルスケ」と、ガーデニング研究家のはたさん(畑明宏さん)がお届けする『はたさんとアルスケのチョキチョキライフ』。2020年はとある住宅街のマンションに暮らす「花坂さん一家」がアルスケとはたさんとの出会いをきっかけに、ベランダで“キッチンガーデン”に取り組む様子を描きます。