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西先生のプロの園芸作業 | アルスコーポレーション株式会社
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プロフィール

西 良祐(にし りょうすけ)

大阪府立園芸高等学校教諭、甲子園短期大学教授、常磐会学園大学教授を経て、(社)フラワーソサイエティー名誉会長を勤める。 その他NHKテレビ「趣味の園芸」講師や財団法人川西市緑化協会理事、社団法人日本家庭園芸普及協会技術顧問など。

ビラカンサの剪定
   

ビラカンサの剪定


花と実の美しい生垣として知られ、最近は鉢物としても人気があります。
かつてはトキワサンザシという、実が黄色味を帯びた種類でしたが、最近は緑葉が艶やかで実の色も豊富なトキワサンザシが主流になっています。
鮮やかな実は小鳥についばまれなければ春遅くまで観賞できます。
冬の貴重な彩りです。樹形を整えてお正月を迎えましょう。


枝の整理にあたっては、現在の姿を整えるだけではなく、来年の開花結実に配慮します。基本的に、蕾は短くて針のように先端が尖った枝についています。

写真(左側)は、春から伸び放題の状態です。
この上部の徒長している3本の枝と、左側に伸びている1本の徒長枝には、葉芽ばかりですから開花は期待できません。もしも必要でなければ、基部から外してもよろしい。
ただし、この枝の基部からの新枝の発生を期待する場合には、2節を残しておきましょう。短い枝は、あまり樹形を乱すことはないので、多めに残しておきます。
名人芸としては色々ありますが、樹形の維持ということであれば、まずこれで合格点です。

なお、剪定時期としては、成長の止まった晩秋から冬が適期です。花芽は夏から秋にかけて分化しますので、枝が伸びている時期に行うと、花芽の分化の妨げになります。

蕾を付けた枝先は尖っていて怪我をするので、作業には注意が必要です。
しかし考えてみますと、ピラカンサにすれば、貴重な蕾を保護しようと懸命なのです。理解してあげましょう。


『ビラカンサの剪定』に適した刃物



S型シリーズ

専門家のニ―ズに即した鍛造・プロ仕様の高級剪定鋏。ハ―ドクロ―ム仕上を施してサビ・ヤニがつくのを抑え、二段刃付けの採用により節弾力の向上を図りました。

120S-7 剪定鋏S型7インチ


120S-8 剪定鋏S型8インチ

高級剪定鋏 Vシリーズ

刃の開きが大きいから剪定がスム―ズにできます。
滑りがよく木のヤニがつきにくいハードクロームメッキを採用。磨耗やサビに強い、優れた耐久性を誇ります。また、グリップの開き角度が小さくても刃が大きく開くので、太い枝でも楽々カットします。
高級剪定鋏ブイセブン V-7
高級剪定鋏ブイセブン V-7
高級剪定鋏ブイエイト V-8
高級剪定鋏ブイエイト V-8
高級剪定鋏ブイナイン V-9Z
高級剪定鋏ブイナイン V-9Z
生木剪定鋸
果樹の剪定や庭木の切断など、生木の切断に威力を発揮。ご家庭や現場の様々なシ―ンで活躍します。
NK-24 生木剪定鋸
NK-24 生木剪定鋸


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