マンションのベランダでの注意事項|ガーデニングを楽しむ
◎マンションのベランダでガーデニング|注意事項
こんにちは、アルススタッフです。
「ベランダでキッチンガーデン」の連載がついに始まりました! テーマの通り、これからたくさんのベランダでのガーデニングアイディアをお伝えしていくわけですが、今回は大前提の「ベランダでガーデニングをする上での注意点」をまとめました。 注意事項を守ってトラブルなく、心おきなくガーデニングを楽しんで頂くために、 ぜひご一読ください。
マンションの管理規約とは?
ベランダでガーデニングを始める前に、マンションの管理規約に注意しておきましょう。
「マンションの管理規約」とは、国土交通省の「マンション標準管理規約」を基に作成された各マンションにおけるルールのこと。マンションごとに、快適な住環境を確保することを目的に規約が設定されています。ベランダに関する規約も必ずありますので、注意が必要です。ガーデニングを始める前にしっかりと確認しておきましょう。
ベランダは「共用」スペース!
マンションの建物は、「専有部分」と「共用部分」で構成されています。「専有部分」は部屋の居住者が自由に使えるスペースのこと。具体的には部屋の内側にあたる部分です。一方「共用部分」は、他の居住者と共同で使用するスペース。ベランダは「共用部分」にあたります。地震や火災が起きたとき、ベランダを通って避難する必要があるからです。
マンションのベランダでガーデニングをする際、起こりがちな5つのトラブル
マンションなどのベランダでガーデニングをする際、よく起こるトラブルを5つにまとめました。※お住いのマンション規約にも注意点が記載されていますので、しっかり確認してください。
①仕切り板や避難はしごを塞いでしまう
ベランダは、非常時の避難路として確保する必要があります。隣家との仕切り板の前や、避難はしごの上には、鉢やものを置かないよう注意しましょう。
②手すりの上や外側にものを置く・かける
落下の危険性がありますので、手すりの上にはものを置かないよう注意しましょう。また、手すりの外側に鉢やプランターをかけるのは非常に危険です。
③床の目隠しに重たいものを置いてしまう
殺風景な床面を隠すのにすのこやタイルで覆いたくなるかもしれませんが、重たいものは置くこと自体が禁止されている場合があるので注意しましょう。軽量な素材(軽めの人工芝など)なら認められているマンションもありますが、完全に接着してしまうのは避けるよう、気を付けましょう。
④葉っぱや花弁が落ちて、排水溝を塞いでしまう
排水溝はお隣と繋がっています。植物の葉っぱや花びらが落ちて排水溝に流れ込んでしまうと、排水詰まりを起こしてしまいます。掃除は小まめに行うよう注意しましょう。また、葉の落ちにくい植物を選ぶなどの対策も可能です。
⑤においのトラブル
ガーデニング用に販売されている肥料の中には匂いが強いものがあり、近隣とのトラブルに繋がります。匂いの弱い肥料を選ぶなど注意して、悪臭には気を付けましょう。
国土交通省からも案内が出ていますので、適宜ご確認ください。
▽国土交通省 『マンション管理について』
※マンション標準管理規約及びマンション標準管理規約コメントが該当箇所です。
いかがでしたでしょうか。
今回は、「ベランダでガーデニングを行う際の注意点」をまとめました。
注意事項を守り、トラブルなく、楽しいガーデニングライフを送りましょう!
アルスのコンテンツをお楽しみいただくための注意点
アルスコーポレーションが記事で紹介するガーデニングアイディアは、場合によってはお住まいのマンション規約に沿うものではない可能性があります。ご注意ください。必ずご自身でマンション規約を確認、順守し、安全に配慮を頂きますようお願い申し上げます。
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アルススタッフ