バジルを水耕栽培で育てよう!
家庭菜園やガーデニングで大人気のバジルは丈夫で何度も収穫でき、ベランダでのプランター栽培もOK。ガーデニング初心者の方に一番おすすめしたいハーブです。
前回はバジル苗の切り戻し(摘芯)で収穫量をアップさせるコツを解説しましたが、今回は、摘芯したバジルを水耕栽培でさらに増やす方法を動画と写真でお届けします!
▼前回の記事はこちら!
水耕栽培から鉢への植え替えまでを、ガーデニング研究家・畑明宏(はたあきひろ)さんご指導のもと、アルスのベランダ菜園で行いました。
《目次》
畑さん、切り戻したバジルは水耕栽培で更に増やせるって本当ですか?
はい、バジルはとっても元気なので、水に浸けておくと切り戻したところから根が出てきます。そこから土に植え替えれば、更にたくさん収穫できますよ!
鉢への植え替え方も、詳しく解説。ぜひやってみてください♪
切り戻しバジルを水耕栽培で育てよう!
前回の記事で、バジルの収穫量を増やす切り戻しのコツをお届けしました。
切り戻したバジルの茎は、水耕栽培で育てることができます。バジルはとにかく元気で良く育つので、水に入れておくと切り口から再び根が出てくるのです。
根が出たバジルは鑑賞用に飾っても良いですし、更にたくさん収穫したい場合は小さな苗として土に植え替えれば、そこからどんどん育っていきますよ!
💡バジルを水耕栽培する手順
それでは、具体的なバジルの水耕栽培の手順を見ていきましょう。
✍準備するもの
・切り戻したバジルの茎
・グラス、コップなど、水が入る容器
・切り戻し用のはさみ
・植え替える場合
鉢やプランター、鉢底石、園芸用土、スコップなど
✍バジルの切り戻し~根が出るまで
まずは、バジルを切り戻します。バジルの切り戻しは「脇芽を残す」のがコツです。切り戻したバジルは葉を減らし、水を吸いやすいよう茎の端をナナメに落としましょう。
《動画で見る》切り戻し後のバジル茎の処理
その後は根が出るまで、日の当たる窓際などで育てます。水を取り替えないでおくと老廃物がたまってヌルつくので、できれば毎日水を変えてあげましょう。根が出てきたら、根を流水で洗い流すとより良いです。
このまま鑑賞用にするのも素敵ですが、鉢に植え替えると更なる収穫を楽しめます!
バジルを鉢へ植え替えよう!
水耕栽培で育てたバジルの苗はおよそ20日間で写真くらいまで根が伸びました。葉も少し増えています。
今回は、さらなる収穫を目指して、写真のミニバジル苗を6号鉢に植え替えていきます(土やプランターでももちろんOKですよ!)。
まず、鉢の底が隠れるくらい鉢底石を敷き詰めます。
続いて、園芸用土を入れて下さい。写真くらいまでしっかり入れましょう。
土に水をしみ込ませます。 鉢から水が流れ出るくらいがちょうど良いです。
次に、割り箸など棒状のもので、バジルを植えるための「植穴」をあけましょう。
《動画で見る》植穴のあけ方
植穴に水耕栽培で育てたバジルの苗を植え付けましょう。
全ての水耕栽培で育てたバジルの苗が植わりました。
最後にやさしく水をやったら植え替え完了です!
✍植え替え後の育て方
室内で水耕栽培していたバジルを急に直射日光の下に出すと、バジルが驚いて葉焼けを起こすことがあります。しばらくは室内と屋外を行き来させて、バジルを外に慣らしましょう。
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今回のおさらいと次回の予告
今回は、バジル苗の水耕栽培についてお届けしました!
切り戻したところから増やせるなんて驚きです!
バジルの丈夫さゆえですね。小鉢やプランターに植えれば人に分けてあげることもできますよ!
次回は、次のシーズンのベランダ菜園計画について、お届けします! お楽しみに♪
最近の大阪は、なんだかスッキリしないお天気。このまま暑さも落ち着いてくれるといいのですが、また暑くなりそうです。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、特に注意してくださいね。
🐊アルスケの近況
アルスケは畑さんに教わりながら、「オフィス果樹園」を楽しんでいます。最近はお野菜も仲間入りして、シソやナスなどを収獲していますよ!
Instagramにて栽培中の果樹や野菜の情報をお届けしています♪ ぜひご覧ください!
ここまでご覧いただきありがとうございます! それでは、次回をお楽しみに!
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大阪堺の刃物メーカー・アルスコーポレーションのマスコット、赤いワニの「アルスケ」と、ガーデニング研究家のはたさん(畑明宏さん)がお届けする『はたさんとアルスケのチョキチョキライフ』。2020年はとある住宅街のマンションに暮らす「花坂さん一家」がアルスケとはたさんとの出会いをきっかけに、ベランダで“キッチンガーデン”に取り組む様子を描きます。