有機系スーパー繊維業界 | アルスコーポレーション

世界の最先端で活躍するアルスーパーの切れ味

有機系スーパー繊維は、常識を遥かに超えた繊維として、宇宙航空分野をはじめ、土木建設、ロープやベルト、タイヤの補強材など、世界中で種々の最先端用途に使われています。既存の有機系繊維の中で、最高レベルの強度・弾性率・耐熱性・難燃性を有し、宇宙服・消防服・防護服やレーサー用のライダースーツ、ジーンズにもスーパー繊維が使われています。
サイエンスとテクノロジーの融合によって生まれたこの繊維は、その驚異の性能故に、従来の鋏では容易に切断できません。
そこで、アルスが開発したのが高性能超硬質合金鋏「アルスーパー526H」です。
アルスーパー526Hは、従来の刃物鋼より、2.4倍以上の硬度を持ち、耐久性・靭性においても抜群の切断力を発揮する性質を有しています。他の耐摩耗製品用材種と比べても、硬質度、高温抗折力に優れ、加工用刃物の中でも高い評価を得ています。
特にパラアラミド繊維の2倍の高強度、高弾性率を有するPBO繊維ザイロン®が使われているエドウィンのジーンズもスムーズに切断します。

PBO繊維ザイロン®が使用されているジーンスの切断

※PBO繊維ザイロン®は東洋紡株式会社の登録商標です。

有機系スーパー繊維の切断に特化した自社開発商品

通常の鋏では、スーパー繊維の切断時に刃が滑ってしまうことがあります。アルスーパー526Hは、確実にスーパー繊維を切断するように、刃先にマイクロエッジ加工（ギザギザ）を施しています。また、刃角は刃元から刃先まで、効率良く切断できるように曲線になっています。
アルスーパー526Hは、極めて使いやすく、手にフィットして疲れにくい工夫を施しています。